タイの生活

資産運用

初めに言っておきますが、「資産運用は運用手法とリスクを必ず理解し、余剰資金で自己責任のもと行ってください。」

資産運用とは手持ちのお金を様々な方法を用いて増やす事を言います。

身近なものでは貯金も資産運用の一つです。

日本のように20年間物価が殆ど変わっていない国では貯金でも良いかもしれませんが、世界では一般的に年2%物価が上昇しています。

10年後、20年後のタイの物価 (海外移住者向け)今回の話は超真面目な話をします。 タイトルの通り10年後、20年後のタイの物価について考察です。 タイに限らずアメリカでもア...

銀行の預金金利は日本の場合、普通預金0.001%~0.15%、定期預金0.015%〜0.25%。タイのバンコク銀行の普通預金0.25%、定期預金0.375%~1.5%。

物価上昇2%に勝る銀行預金はありません。つまり銀行預金ではその価値が目減りしてしまいます。

日頃の生活費やイザという時に引き出せるお金は銀行に預ける必要があります。それ以外のお金も銀行に預金していてはその価値は目減りしてしまうので、物価上昇2%以上の資産運用をしなければ資産価値は維持できません

この記事では様々な資産運用がありますが、ビアリオが実際に運用した事がある資産運用をご紹介します。

海外積立投資

現在2つのファンド会社で運用をしています。

海外積立投資に入る前にファイナンシャルプランナーについて少し解説します。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(以下FP)には2種類あります。一つ目は銀行や保険会社、投資会社に勤める企業系FP。もう一つは独立系FPです。

企業系FP

特徴:「自社商品しか扱っていない」、「会社の利益優先」、「売上ノルマ有り」

会社の利益は顧客をファンド会社に紹介し、その紹介料や手数料の一部がキックバックされる仕組みになっています。利益の最大化のためにキックバックがより大きい、すなわち手数料が高いファンド会社を顧客に紹介するケースが多くあります。

独立系FP

特徴:「幅広い商品の紹介」、「顧客利益優先」、「売上ノルマ無し」

独立系FPは相談料(コンサル料)が主な収入のため、個人顧客から時間制で相談料を払ってもらい、企業顧客には月極めで報酬を払ってもらいます。

顧客に利益を出してもらい、継続して自身の顧客になってもらう事が重要です。顧客に有益なファンドやサービス、情報を提供しなければ、顧客は逃げてしまうので、常に優良なものを探し、自身でも運用して顧客に紹介してくれます。

今回ビアリオが出会った信頼のおける独立系FPはバンコク在住の服部氏です。資産運用に興味がある方は相談してみてください。(ご本人から紹介の了解を得ています)

連絡先:PM Consulting International Ltd.
Managing Director 服部氏
TEL: 098-101-4014  Mail: n.hattori@pmci.jp

 

それでは話を海外積立投資に戻します。

海外積立投資

ここではビアリオの実際の運用に留めます。

信託型の2つの海外積立投資を運用しています。

毎月少額で投資をしていくので、ドルコスト平均法による積立投資で値動きを気にする必要も無く、一括投資に比べるとリスクは小さくなります。

基本的にやる事は口座開設と毎月投資額を払うクレジットカードを登録するだけです。

一般的な株式投資やFXのように画面に張り付いて値動き分析など全く必要ありません。

年収何千万を稼ぐプロのファンドマネージャーが運用してくれますので、特別な知識や毎日の値動き確認は不要です。たまに運用実績を見てファンドの入れ替えを考える程度です。

元本確保型投資

信託会社A社では株式インデックス投資を行っていて、5種のインデックスから3つ選び投資額を振り分けます。

ビアリオは米国のS&P 500、全世界株式市場インデックス、新興国株式市場インデックスに投資をしています。投資額は毎月300USD、15年で140%、20年で150%、25年で160%の元本確保というものです。

仮に15年だと積立額54,000USDで元本保証が75,600USD。年利6%運用だと訳80,000USD、9%なら100,000USDになります。
仮に運用実績がマイナスでも15年運用すれば75,600USDは償還が保証されてます。

リスクとリターン:
途中解約すると解約金分が差引かれるリスクはありますが、15年運用する自信があればローリスク、ミドルリターンと言えると思います。

海外ファンド投資

ファンド会社B社ではファンドマネージャーが数名在籍していて各ファンドマネージャーが自分の商品を持っています。商品はファンドマネージャーが世界の市場から独自で選んだ個別銘柄の株式や社債の集合体です。

12種類のファンドから最大5つを選び、投資額を振り分けます。

筆者は毎月500USDを積立ています。元本保証なしタイプを期間12年で運用しています。
積立総額は72,000USDで償還額は運用成績次第です。

リスクとリターン:
元本保証なしで運用していますので、ミドルリスク、ミドルリターンです。

過去にやった資産運用

ビアリオが過去にやった資産運用を参考程度に紹介します。
今は運用していませんし、今後も運用はしないと思います。

タイ株式投資

ミドルリスク、ミドルリターン

タイの証券取引所は一部のSETとマザーズに相当するmaiで構成されています。

日本人が取引するのに人気の証券会社はktzmicoとSBITOの2社があります。
ビアリオは2社とも利用した事があります。2社とも日本語のウェブサイトと日本語サポートがあります。手数料の安さとサポート力でSBITOがお勧めです。

日本では売却益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)に其々20.315%の課税がありますが、タイでは売却益は0%で配当金は10%課税と日本より良い条件になっています。

タイの企業は株主への還元は日本より積極的で配当は年に2~3回、配当率5~10%の企業が多くあります。下記のサイトでは様々な条件で銘柄の検索が出来、高配当株の検索などに使えます。

しかし、株式市場上場企業数は2018年時点で日本3652社、タイ704社と規模が小さく、裕福層が全体6~7割を保有しており、流動性や価格変動が低いというマイナス面があります。

世界的に起きたリーマンショックでドーンと下がった底値で大手銀行株を大量に買って、3年寝かして3倍になった知人がいました。

仮想通貨

ハイリスク、ハイリターン

タイ証券取引委員会(SEC)から正式に認可を受けている仮想通貨取引所はBitkubとStangproの2か所になります。外国人も口座開設が可能です。Binanceなど海外の仮想通貨取引所は認可を受けていませんが、BitkubやSatangproから送金することにより海外取引所での取引が可能です。

ビアリオは短期間お遊びでやった程度です。1万バーツ入れて2,000バーツ勝った時点で止めました。

外貨FX

ハイリスク、ハイリターン

最大レバレッジ888倍で有名な海外FX業者のXMを利用して数回チャレンジしましたが、口座破綻の連続でトータル5万バーツほど溶かしました。

もう二度とやりません。

最後にもう一度言います

資産運用は運用手法の理解とリスクは必ず理解し、余剰資金と自己責任で行ってください。

私が信頼しているFP

PM Consulting International Ltd.
Managing Director 服部氏
TEL: 098-101-4014  Mail: n.hattori@pmci.jp

 

ABOUT ME
ビアリオ
43歳の現地採用として楽しくタイ生活を満喫しています。 僕の経験が少しでも皆様のタイ移住、タイ就職、タイ生活のお役に立てればと思います。 YouTubeで「タイ現地採用ビアリオChanel」をやっています。