タイの現地採用は話せる言語によって就職口や給料が大きく変わります。
日本語しか話せない人とタイ語が話せる人では給料や生活レベルは雲泥の差になる。 いきなり仕事を探すのではなく、先ずはタイ語を話せるようになることをお薦めします。
話せる言語に現地採用就職の違い
1. 日本語しか話せない人
タイで就職するにあたり就職できる職業は限られ、給料も安い場合が多い。生活においても指差し会話帳などが無ければ生活が出来ません。
コールセンターの求人は多く簡単に就職できるが給料は25,000~35,000バーツと非常に安い。(認可された特定の業種については法定最低賃金以下が認められている)
他にも言語不問の求人は見かけるが、数が少なく、応募者は多いので就職口としては狭き門である。この場合の就職活動期間は一般的に6ヵ月~1年と言われています。給料は50,000バーツ(外国人の法定最低賃金)
専門的な技術者なら通訳が付いて、給料も8万~25万バーツと高額。
2. 英語が話せる人
就職口は広がりますが、首都圏のオフィスワークが中心。工場勤務ではタイ人の英語話者の割合が下がるため工場勤務希望者はハードルが上がる。
生活するにおいては英語が通じる観光地エリアでないと苦労します。
2020年に調査された英語能力指数(EF EPI)のランキングでは日本55位、タイ88位とタイ人の英語能力は日本人より低い結果になっています。
バンコクのビジネスマンは英語が出来て当たり前と言われており、実際に英語を話します。
しかし、英語圏への留学経験がないタイ人の場合、タイ人の英語はタイ語の発音によるタイ英語で、日本人からすると分かり難い英語です。逆に日本人のカタカナ英語はタイ人には通じ難いです。
例えば、マクドナルドはタイ語で「メーク ドー ナン」と発音し、多くのタイ人は英語会話の中でも「メーク ドー ナン」と言いますので、日本人には理解できませんよね。
勿論タイ人にマクドナルドと言っても通じません。
3. タイ語が話せる人
タイの公用語は勿論タイ語。タイ語が話せれば就職口は外国人の就労が認められている職種の全てになりますし、タイ語話者の需要は高く、ビジネスレベルの会話や読み書きも出来る人ならさらに高い給料も望めます。
就職活動をする前に2~3ヵ月勉強すれば簡単な日常会話程度はマスターできます。
この短期間の勉強であなたの就職口は広がり、就職活動期間も1~3カ月と短くなります。
タイで就職するということは、タイで生活をするということ。タイ語をマスターすることでその後のタイライフは大きく開けていきます。
現地採用を希望している方は、急がば回れと思って、先ずはタイ語学校に通うことをお薦めします。
タイ語を話せるとタイライフが何倍も楽しくなる

一度でもタイに来た事がある人ならタイの魅力(例えば日本のストレス社会とは全く違うサバイサバイな社会)に惹かれタイ移住やタイ就職をしたいと思ったのではありませんか?
タイライフを十分に満喫するのにタイ語は最も重要な要素のひとつであることは言うまでもありません。
英語で会話するよりタイ語で会話した方が、タイ人からは十分な意思疎通ができますし、タイ人をより理解できるようになります。
タイ全国のどこでも生活できますし、タイ語が通じるラオスでも生活できます。
タイ文字が読めるようになれば、街中の看板が読めるようになり、世界がパーッと広がり、その時の感動は忘れられません。
タイライフを満喫するには日常会話のタイ語は必須と言えます。
より良い条件で就職したい、タイライフより満喫したいという人は是非タイ語学校に通う事をお勧めします。

現地採用で就職をする人は人材紹介会社を利用すると就職先を探してくれます。
